量子力学
みなさんは、「引き寄せの法則」というのをご存じでしょうか。
今、巷でも話題になっていますね。
実は、幸運や幸せを引き寄せるのに関係しているのが、「量子力学」といわれています。
今回は、新年を迎え皆さまにもこの1年自分が願うこと、思うことを引き寄せることが出来るようにと思い、引き寄せと量子力学についてご紹介したいと思います。
< 量子力学とは>
量子力学でいう「量子」とは、物質を形づくっている原子、この原子よりも小さな電子、中性子、またそれよりも小さい素粒子・・・といったようにとても小さな物質・エネルギーの単位のことをいいます。
どのくらい小さいかと言うと、小さすぎていろんな物質を素通りしちゃうものもあり、人間の手では捕まえられない、目に見えないくらいの小さな小さな粒なんです。
量子力学は、まだまだ研究の段階ですが、量子は「粒」と「波」という2つの性質を合わせ持っていることがわかっています。
この「波(波動)」の性質が、引き寄せの法則に関係する大きなカギになります。
私たちの体は、物体です。
物体である体を物質に変えてどんどん小さくしていくと下の絵のようになります。

左ページ下の絵のように体は、肉体があり、各器官(臓器など)があり、そしてこの臓器は、細胞からできています。
細胞は、それぞれ細胞膜・細胞壁・水などからできていますが、これらは、炭素・窒素・水素などの原子でできています。原子の中には、原子核があり原子核は陽子・中性子でできていま
す。そして、この陽子・中性子の中に素粒子があります。
ここで左ページの絵を参照していただき、原子より小さいものを「量子」といいます。私たちの体は、この原子よりももっと小さい、目には見えない位のとっても小さな粒の素粒子1個1
個からできているのです。
しかし、これは実は、人体だけではなく普段使っている机やいす・スマホやパソコン、電車や車などこの世の物体は素粒子で構成され波動を持っています。
つまり、人体や物体の素はすべて素粒子(量子)というわけです。
〈量子力学と引き寄せの関係〉
いよいよ引き寄せのお話ですが、自分がこうなって欲しいと思うことを引き寄せる法則は、量子力学で説明することができます。
量子を作っている要素の一つである原子は、常に振動して波(波動・波長ともいいます)を生み出しています。
私たちの体も原子(波動)を持っています。
波動は、2つの同じ大きさの波があるとお互いに強め合って2倍の高さの波になりますが、大きさが異なる場合は、一方の効果を弱めたり相殺してしまうこともあります。
例えば、ワイングラスにある一定の音波をぶつけると、ワイングラスは割れてしまいます。
これはワイングラスが持っている原子の波と音の波がピッタリ合うことで「共振」という大きなエネルギーが生まれグラスが割れるのです。
ただし、音は空気中で減衰するため、ワイングラスのすぐ近くで音を出す必要があります。

※干渉の波が図の左側の絵のようにピッタリ合えば、2つの波動は強め合い、合わないと波動を弱めたり相殺してしまいます。
このことから、手に入れたいものの波動に自分の体の波動をピッタリ合わせることができれば、そこに大きなエネルギーが生まれ引き寄せることができるのです。
この波(波動)の力が、量子力学の引き寄せの法則になります。
人体の波動は、体調や感情・感覚(意識)などの状態によって変わります。
楽しいとき嬉しいときほど波動は高く、悲しいとき辛いときは波動は弱まってしまいます。
では、どうしたら波動を最大化しうまく合わせることができるのでしょうか。
〈言葉が現実を作り出す〉
波動をうまく合わせるには、叶えたいことを言葉にすることです。
素粒子は17種類ありその中の1つにフォトンという素粒子があります。
フォトン(光子)とは、意識です。
私たちの意識も素粒子なので叶えたいことを言葉で発すると脳に言葉のイメージが再現され引き寄せたいものと近い波動を出すことができます。このフォトン(意識の粒)の量が多い
ほど物質化が進み現実化します。
つまり、言葉にして意識し続けることで叶えたいことを引き寄せるきっかけになります。
例えば、「ついていない」と思っても「運がいいな」「ついているな」と口に出すことで、本当に運がいい人が出す波動と同じ波動がでて、結果的に運を引き寄せることができます。
今の状況にとらわれず叶えたいことをどんどん言葉に出してみましょう。
〈波動に最も影響力のある言葉は「感謝」〉
最も強い波動は、「ありがとう」と感謝をすることだといわれています。
感謝の気持ちを伝えるときの心の状態は、嬉しかったり喜びであふれています。
そのような心の状態のときに「ありがとう」と発っして自分の波動を高い状態で保っていると、それに見合った現象(自分の願い)が共振現象を起こして引き寄せることができます。
このことが、自分の願いを叶えるために直結しているようには思えないかもしれませんが、波動を常に高い状態にしておけば、願いが叶ってしまうのです。
つまり、「感謝によって高い波動を保つ」ことで高い波動を引き寄せられるというわけです。
他にも自分や周りの人の心をポジティブに動かす言葉を口にするのも良いでしょう。
肯定する言葉、温かい思いやりのある言葉は、幸せや安心感を得られます。
そういった言葉は、天国言葉ともいわれています。
例えば、嬉しい、楽しい、喜ぶ、美しい、優しい、幸せ
お陰さま、許します・・・などです。
つまり、愛の心です。
このように人の心をプラスに動かす言葉は、波動の高い言葉になります。
心に余裕を持ち人を思う気持ちを忘れず感謝の言葉、天国言葉をたくさん発して自身の波動を上げ、幸せを引き寄せたいですね。
※いかがでしたでしょう。地球は、温暖化や天災、日本は富士山噴火もいわれています。今、ここで世界の人々が、愛を持って高い波動で共振することができたら強く大きな力を作り出し地球を救うことも可能になるのかもしれません。そして、人々が幸せでありますようにと心から祈ることで幸せの波動が発振されて、周りが共振・共鳴し愛に満たされ穏やかになるのではないかと思います。
(参考サイト:引き寄せの法則の鍵は量子力学にあり?成功・失敗の原因を徹底解説)
(NLP Focus -新しい学びと気づき-)
ニコニコ通信2025年 新年号(VOL 49) から抜粋